Ito Laboratory
横浜国立大学大学院 理工学府 化学・生命系理工学専攻 伊藤傑研究室
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研究室での生活
化学棟7階の703〜705室、711室と6階の612室が私たちの研究室です。
跡部・信田研と共用の学生居室(615室)もあります。
711室(実験室)
有機合成実験を行うための部屋です。伊藤研究室に配属されると、1日のうちの8〜9割はこの部屋で合成実験を行うことになります。
実験室には、3台のドラフトチャンバーと卓上ドラフトが設置してあり、合成実験や反応後の精製操作は基本的にドラフト内で行います。
ロータリーエバポレーターを使って減圧下で溶液を濃縮したり、真空ラインを使って溶媒の除去や反応装置の乾燥を行ったりしています。
多数の反応条件を同時に検討する際には、パーソナル有機合成装置(ケミステーション)を使用することで簡便に反応条件検討を行うことができます。
クーゲルロールの装置を用いると、少量物質の減圧蒸留や昇華精製、乾燥を行うことができます。
704室(学生居室)
研究室に配属されると、各自の座席が割り当てられます。学生個人所有のパソコンを持ち込んで使用することができます。研究室共用のデスクトップPCもあります。
SciFinderを使って文献検索をし、学術雑誌のオンライン版(電子ジャーナル)を読むことができます。実験データの解析や研究報告会や雑誌会、学会などで発表する資料の作成も行います。
703室(測定室)
発光性有機色素の蛍光スペクトルは蛍光分光光度計により測定します。測定温度を制御できるペルチェセルホルダや絶対量子収率を測定できる積分球などの各種付属品も保有しています。
メカノクロミック発光分子に機械的刺激を加えた際の発光スペクトル変化はファイバー式小型分光器により測定しています。
薬品類は防爆冷蔵庫内で安全に保管しています。
612室(測定室)
暗室仕様の測定室となっています。メカノクロミック発光分子の発光スペクトルをファイバー式小型分光器で測定したり、蛍光顕微鏡を使って観察したりしています。
各種装置
研究室では、熱分析に用いる示差走査熱量計(DSC)、光学活性化合物の旋光度を測定するための旋光計やエナンチオマー過剰率を求めるための高速液体クロマトグラフ(HPLC)、懸濁液の分離に用いる遠心分離機といった各種装置も保有しています。核磁気共鳴装置(NMR)や質量分析計、X線回折装置などの大型装置は機器分析評価センターの共用設備を利用しています。これらの装置を駆使して研究を進めています。
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